何気ないコミュニケーションに意識を向ける園

子どもたちに必要な関わりとは

【自分の自然な選択を受け止めてもらえる空間】

自分が
一番心地いい場所で
一番心地いい体勢で
一番心地いい過ごし方で
その場を体験できる

はたまた

決められた場所で
決められた姿勢で
決められた動きしかできない状態で
その場を体験しなければならない

どちらが良いか悪いかなんてないのかもしれないですが、

自分の子どもには前者の環境をたくさん体験させたいな…と私は思います。

先日、
ナーサリーコーチング導入園の
春日幼児園さんに
ミュージシャン・マジシャン・絵本翻訳家の
大友 剛さんとお伺いしました。

長年、全国の保育園、幼稚園、こども園でコンサートをされている大友さんが

春日幼児園さんの園児さんたちとの時間に感動されておりました。

子どもたちが好きな場所で、先生たちの目を気にせず自由にコンサートを楽しんでいる姿、
何より子どもたちの横に寄り添いながらも、先生たちが思いっきりコンサートを楽しんでいる姿が大友さんの目に入っていたようです。

大友さんのコンサート、
私も娘と一緒に行かせていただいたことがありますが、
ピアノの演奏中にピアノの下に潜っても、勝手に楽器を鳴らしても、声を出して走り回っても、それを含めたコンサートを作ってくださるので、子どもたち一人一人が自分の楽しみ方を見出せる唯一無二の時間を体験できる貴重なコンサートだなと思いました。

皆さんはそのような場で
余裕を持って自分も楽しんでいそうですか。
ハラハラドキドキしながら過ごしていそうですか。
もしかしたら中には
イライラしながら過ごす人もいらっしゃるかもしれません。

その場でどんな感情が出てくるかによって
自分の価値観が見えてきますね。

例えば

「コンサートはちゃんと座って静かに楽しむもの」

本当でしょうか。

これは世の中の正解でしょうか。

これは大人側が持つ思い込みです。
この考えを持って生まれてきた赤ちゃんはいないはずです。
大人の思い込みが日々の何気ない子どもとの関わりの中で刷り込まれていくのでしょう。

もちろんこの思い込みが必要なコンサートもあるでしょうから、
この思い込みが悪いと言っているわけではありません。

ただ、思い込みがあることに気付けないと、場合によっては子どもたちの自然な選択を奪ってしまうことがあるということです。

0歳から6歳の子どもたち
相手がどうこうの前に、まずは思いっきり自分を発信できる最高の時期ですから!

今回は、実は、
日々の何気ない言動が自分や相手にどう影響しているのかというところ(コミュニケーション)を継続して学んでくださっている先生たちのお声をお聞きしたいということで
大友さんに訪問いただいたのですが、
急きょ、子どもたちにミニコンサートをプレゼントしてくださった流れだったので、次回はじっくりゆっくりコンサートを親子で楽しんでいただける時間を作れたらなと思います。

大友さんがびっくり感動された春日幼児園さんのナーサリーコーチングに関する学びの成果はあらためてご紹介いたします。

佐世保市のナーサリーコーチング導入園
世知原保育園さん
かいぜ保育園さん
あさひ保育園さん
松円幼稚園さん
にも、ぜひお話をお聞きしたいとのことでしたので
また佐世保に来ていただきます!

大友さん
春日幼児園の皆さん
ありがとうございました!