継続したコーチングコミュニケーションの学びの成果
佐世保市の春日幼児園さんの
リーダーさん対象1on1研修(コミュニケーション研修)先日、すべてのプログラムが終了しました。
約1年間かけて園長先生含む14名の先生方
と毎月日々のコミュニケーションを振り返りながら、次の研修までの1か月間に意識したいことを皆で共有し実践を重ねてきました。
先日の最終回では
この1年間の個々の成長、園全体の成長を皆さんにお話しいただいたのですが、
皆さんのお声から
これからの時代の園のあり方
子どもも保護者も職員も喜ぶ園
に必要な3つのポイントをあげていただいたのではないかと思いました。
これは
より働きやすい環境づくりと、
人間関係での不安や迷いなど減らすためのポイントでもあると感じています。
3つのポイント
想像つきますか〜
それは
・自分の思いを自由に話せる場
・相手を受け止める思考
・思いを共有できる関係性
です。
この3つのポイントを
春日幼児園のリーダーさんたちはコミュニケーションの継続した学びと実践を通して成果として得てくださいました。
先生方から
「働きやすいです」
「自分が楽になりました」
「保育って楽しいとあらためて感じられました」
というお言葉をこれまでたくさんお聞きしてきました。
きっと
コミュニケーションの学びを通して、
あれも自分がしなきゃ
これも自分がしなきゃ
あれはああだ
これはこうだ
と自分で決めつけている考え方があることに意識を向けるようになり、
自分が決めつけている考え方を皆が持っているわけではないと気付くことで、
自分がしていることや思っていることを相手にも求めることが減り、気持ちに余裕が生まれたのではないかと思います。
「そうじゃなくてもいいのかもしれない」
と、自分が無意識にも決めつけていた考え方を少し緩めてあげることで、
より周りの人たちに目が向くようになり、人間関係をさらに築きながら、お互いの成長を応援し合いながら働くことができる環境が整っていったのではないかと感じます。
《決めつけ》
と言いましても
それは
【大切にしている思い】
でもあります。
決して「悪」ではありません。
これまで生きてきた環境や過程の中で自分を確立するために持ち合わせてきたものかもしれません。
ただ
もうお分かりだと思いますが
それは時に理想に向かうときに
ちょっとお邪魔なものになるかもしれないということなのです。
そこを理解し、実際に体現できているかそうでないかの差は、春日幼児園さんの成果で証明できたのではないでしょうか。
春日幼児園の園長先生はじめ先生方
1年間本当にありがとうございました。
たくさんの笑いあり、涙ありの先生方との時間は、私にとって本当にかけがえのない時間となりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。