人とのつながりの影響
【佐世保市役所さま メンター研修】
昨年度より新メンター制度の導入に携わらせていただき、今年度2年目となるメンター研修がスタートしました。
佐世保市が目指す職場環境や職員像に近づくために、「メンター制度が必要なのではないか」という思いから始まった取り組みです。
佐世保市独自の研修を担当職員の皆さまと一緒につくり上げてきました。
昨年度のメンティーさん、そして年齢の近いメンターさんたちからは、
「就職してできるだけ早く受けたい」
「自分が新任の頃に受けたかった」
「困ったときは頼ってほしい」
「プライベートでも食事に行くようになった」
「職場で話すようになった」
「何かあったら相談したい」
といった声をいただきました。
こうした声を受け、今年度はどのような時間が提供できればより良い方向に進むのかを一緒に考えながら研修をつくることができ、そのプロセスも含めて私自身、ワクワクしながら当日を迎えました。
今回の研修でも、
「今は大きな困難はなさそうだけれど、何かあったときに自分のことを思い出してもらえる関係になりたい」
「話し方が心地よくて、こちらも勉強になる。早速、職場のメールでやり取りしようという話になって嬉しい」
といったメンターさんからのお声がありました。
佐世保市が目指す「メンティーだけでなく、メンターも成長する仕組み」が少しずつ形になってきていることを感じています。
小さなコミュニティの中で職場や仕事のことを知り、周囲との関係が支えになりながら馴染んでいく。
自分の役割が明確になれば、仕事のやりがいにもつながり、個人のキャリア形成にも大きな影響を与えます。
結局は“人の存在”。
成長は、誰とつながれているかで大きく変わると改めて感じます。
ただし、成果は“継続”してこそ。
成果を待ちきれずに「出ていない」と判断してしまう
まだ途中段階なのに「出た」と区切ってしまう
こうした誤解が起きないように、継続して関われる体制を整え、いただいた声を研修に反映しながら、求められる形へと進化させていきます。
