メンター制度を育てていくために
メンター研修、第2回を終えました。
第1回の研修から、約1か月。
その間、メンティーさんとの関わりはどうだったのか、皆さんでシェアしていただきました。
「メッセージを送ってみた」
「プライベートで会う機会をつくった」
「連絡はできなかったけれど、すれ違ったときは話した」
「自分から話しかけに行った」
それぞれに、いろんなアクションの形がありました。
一方で、
「仕事で会う機会がなかった」
「今回は何もできなかった」
という方も。
それでも、いいと思うんです。
積極的に話しかけるだけがコミュニケーションではありません。
お話をお聞きしていると、
「今、連絡していいかな」
「あまり聞かないほうがいいかな」
「どこまで関わったらいいんだろう」
「直接会いに行くのも、プレッシャーにならないかな」
「どんな距離感で関わろう」
そんなふうに、皆さん相手のことを考えていらっしゃいました。
その「考えること」自体が、すでに関わりの一つなのだと思います。
人との関わりに、正解はありません。
だからこそ今回の研修では、
「安心して話せる存在でいるために、自分にはどんなコミュニケーションが必要なんだろう?」
ということを、皆さんの実践や経験を持ち寄りながら、一緒に考えています。
大切なのは、メンターが我慢して相手に合わせ続けることでもありません。
メンターも、メンティーも、
お互いがリラックスして話せる。
「この人になら話しても大丈夫」
そう思える関係を、どうつくっていくか。
その小さな二人の関係や、身近な仲間との関係から、少しずつ心理的安全性のあるチームが生まれていく。
そして、その積み重ねが、
安心して働き、挑戦し、成長できる組織につながっていくのだと思います。
だからこそ、若いうちから、
「人とどう関わるか」
「聴くとはどういうことか」
「相手との距離感をどう考えるか」
を学ぶことには、大きな意味があると思っています。
研修で学んで終わりではなく、
日常の中で、少し試してみる。
そして、やってみたからこそ生まれた「迷い」を、また皆で持ち寄って考える。
その繰り返しが、
一人ひとりの成長だけでなく、
このメンター制度そのものを育てていくのだと思います。
第3回に向けて。
またここから、
それぞれの場所での実践が始まります。
