子どもたちのコミュニケーション力を高めるために先生が学ぶプログラム
【須川保育園様 ナーサリーコーチング研修】
昨日はお仕事終わりの
18:00〜20:00
2時間たっぷりじっくりと
子どもたちとの
保護者さんとの
職員同士の
コミュニケーションについて考えていただきました。
長崎県南島原市にあります
須川保育園さんは
ナーサリーコーチング(コミュニケーションプログラム)を導入いただいてから
この6月で丸3年を迎えられました。
「子どもも大人も育つ保育」
をテーマに
まずは先生一人一人が保育をより楽しめる環境を皆で作っていくことで、さらなる保育の質の向上を目指し、子どもも大人も一緒に楽しみながら育つ園として成長していくために
ナーサリーコーチングを3年前にスタートしてくださいました。
昨日の研修は
・相手の思いも自分の思いも大切にしていくこと
・自分の言動が周りにどんな影響を与えているのか
・皆が成長していくために必要なこと
などを
現場での事例を取り上げていただき
コミュニケーションの観点から皆で意見交換をして
視点を増やしていく時間になりました。
先生方もご家庭の時間がある中
勤務時間外に皆で話し合う時間を大切にしてくださるのは
やはり
“子どもたちのために!!”
という思いがあられることを感じ
全国の保育者の皆さんの存在は
一保護者からしても本当にありがたい存在だなとあらためて思い、すっごくあたたかい気持ちになりました。
昨日の先生方との時間で
いろいろと考えることがありました。
園児さんが
昨日よりも今日
発する言葉が増えたこと
見せてくれる表情が一つでも増えたこと
ハイハイや歩く距離が長くなったこと
お友だちに近付くようになったこと
給食を食べる量が増えたこと
笑った顔、悲しい顔、怒った顔、いろいろな顔を見せてくれるようになったこと
などなど
小さな変化を逃さずキャッチしてくださる目を
園全体で持っておられて
それがキャッチできたときは
思わず手をたたいて
とろけるような優しい目で
「やったね〜、できるようになったんだね〜、すごいなぁ〜、先生嬉しい〜」
って
本当に心がこもった自然な反応をしてくださって
我が子の成長を願い喜んでくださる方が
親である自分だけではないということが
どれだけ幸せなことであるかと考えていました。
また、
一人でも多くの保護者の皆さんに
保育者の皆さんの思いを知っていただく機会
また逆に
ご家庭でとにかく我が子のためにと日々子育てをされている保護者の皆さんの我が子に対する思いや、先生方と共有したい思いなどを聞いていくことができる機会を
どんどん作っていきたいなとさらに強く思えた時間にもなりました。
社会や自分を含めた人、人間関係を無意識に学び吸収してしまう一番大事な幼児期に
子どもは何を見て無意識に学び吸収しているのか
それは
身近いる大人たちです。
子どもたちに
こんな集団を作ってほしい
こんな人であってほしい
こんな友だち関係を作ってほしい
と願う思いがあるならば
大人の集団が大人自身が、大人同士の関係が、
その理想状態になり、
子どもに吸収してもらっても大丈夫と思える姿を見せてあげられているか
ということを定期的に振り返り見直していく必要がある。
ただ、そこにはなかなか日常では気付けないのです。
だからこそ
ナーサリーコーチングがあり
ナーサリーコーチングをあたりまえに取り入れている園さんを増やす活動を続けています。
須川保育園の先生方
お忙しい中ありがとうございました。
また次回お会いできるのを楽しみにしています。
夕陽が沈む前、園庭がキラキラしていました✨