中学校でコーチングの授業

伊万里市立山代中学校様でのコーチングの授業

【そんなこと思っていいの?】

11/9
伊万里市立山代中学校様で
『鏡の中のぼく』プログラムを
小玉 康代コーチとともにお届けしてまいりました。
 
 
山代中学校様では
毎年
「いのちと生き方を考える週間」
という取り組みが行われています。

こちらの取り組みには
⚫︎自分(いのち)を大切にすることについて考える
という目的が一つありまして

この度『鏡の中のぼく』プログラムがふさわしいとご判断いただきまして
導入となりました。
 
 
全学年に入らせていただき
全校生徒の皆さんと一緒に
【自分】
について考えていきました。

生徒さん1人1人との対話の時間がすごく貴重で
中学生のリアルな現状を知り、

\50分間という時間をどんな時間にその場で作り上げることができれば、
1人1人にこのプログラムの価値を感じていただけるのか/

という問いを持ち帰ることになりました。
 
 
 

記憶に残る
生徒さんとの対話から一つご紹介させてください。

その生徒さんは

「人が頑張っていないところを見るとイライラする自分がいる」

という話をしてくれました。

まるで
昔の私か!

というくらい
話の内容に共感できたのですが、
 
 
「頑張っていない人を見てイライラする自分のことどう思うの?」

と聞くと

「すっごく、嫌です。」

と返ってきました。
 
 
そこも分かるなぁ。
私もずっとずっと
自分が考えていることを否定してきたので。
 
 
・私、性格悪いな
・私、嫌な奴だな
・私、何でこんなにいじわるなんだろ
・こんなこと考える私って最低
・何でいつもこんなことしか考えられないの
 
 
と、自分に○をあげることができませんでした。
 
 
「そんなこと思ってはいけない」
「そんなこと思う人間はダメな人間だ」

自分が持つ感情や思考に対して
無意識に評価してしまっていました。
 
 
わずか2分くらいの生徒さんとの対話の中で
コーチとして
どんな言葉をかけることが
どんな非言語をつかんでもらうことが
生徒さんに
より価値ある自己対話を生み出すきっかけをプレゼントできるか

授業をさせていただくたびに
難しいなと感じます。
 
その時の教室の雰囲気
その時のその生徒さんを取り巻く席にいる生徒さんの状況
その時のその生徒さんの様子
その時のその生徒さんの目
を一瞬で感じながら進める
生徒さんとの対話は
毎回ぶっつけ本番一発勝負です。
 
 
50分間で私にできることは
本当に限られているかもしれませんが

1人1人との対話から生まれたものを厳選し
クラス全体で共有することで、
また、全体に投げかける話の内容、話し方を工夫することで、
きっと自分事として持ち帰ってくれる生徒さんもいると思うと
もっともっと時間内にできることは山ほどあるなと
考えることができました。
本当に感謝いたします。
 
 
さて
その生徒さんとの対話ですが、
話を聴いた上で

「○○くんはきっと人一倍頑張っているんだという自信があるんだろうなってあゆみさんは感じたよ。

○○くんから見た”頑張っていない人”って本当に頑張っていないのかな。○○くんの頑張っている状態とその人の頑張っている状態って全く同じなんだろうか。

○○くんがそういう人を見てイライラしてしまうのってダメなのかなぁ。イライラすることってあるし、さっきも「イライラすることある人?」って聞いたらけっこう手があがっていたね。

あゆみさんは、イライラするのも自分ってやっと思えるようになったよ。」

ということを話していました。
 
 
どんな言葉が正解だったかは分かりません。
 
 
ただ最後にその生徒さんは
やや驚いた表情で
目を少し丸くして

「そんなふうに思っていいんですか。」

と言いました。
 
 

「いいか悪いか」
は、誰かが決めてあげるものではないのかもしれませんが

その生徒さんとの関わりの中で
私は

「いいと思うよ。」

と伝える選択をしました。
 
 
この選択も
その生徒さんのためのベストな選択になっていたかは分かりません。

その後
もう一言伝えたらよかったなと思う言葉も浮かびましたが

それはそれで伝えないことの方が相手にはよかったかもしれないし、そうでないかもしれないし…
 
 
こうして
誰かを思い
ずっと考えていることが
きっと
「相手のため」
なんだろうなと
思えた自分にも○をあげながら

いただいた生徒さんたちとの時間を
次につなげていこうとより一層思えました。
 
 
今回
山代中学校の先生方がたくさん見に来てくださいました。
先生方に突然のパスをバンバン投げさせていただいたのですが、
先生の方から生徒さんたちに自己開示してくださり
とってもいい雰囲気を作ってくださいました。
 
 
生徒さんの反応や表情から

「先生も、大人も、今自分たちが感じたり考えたりしていることと同じようなことを経験してきたんだな。自分だけじゃないんだな。」

と少し安心してもらえたのではないかと感じました。
 
 
校長先生、教頭先生からも

中学生に十分伝わる内容ですし、必要な内容です。自分は自分でいいんだ!と思える時間で、自己肯定感を高めるきっかけになったと思います。小学校にも届けていらっしゃるということなので、小中とつないでいただき、繰り返しこのような機会があるとより日常に活かしていけるのではないかと思います。

というとっても嬉しいお言葉をいただきました。
先生方のお言葉は本当に力になります。

あらためまして
校長先生、教頭先生はじめ
山代中学校の先生方
中学生の皆さん

本当にありがとうございました。
 

伊万里市立山代中学校の全校生徒の皆さんにお届けしました

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)