小中高一貫教育にコーチングコミュニケーションを!

長崎県北松浦郡小値賀町の学校教育での取り組み

【子どもたちや先生たちの声をどう受け止めますか】

長崎県北松浦郡小値賀町にあります
小値賀小学校 大島分校 小値賀中学校 北松西高等学校の全児童生徒の皆さんと全職員の皆さんにコーチングコミュニケーションを体感していただきました。

どんな学びもそうかもしれませんが、コミュニケーションの学びに関しては特に、頭へのインプットよりもいかに自分事として学びを体感するかが重要で、その後の日常生活で活用するかしないかは学びの段階で決まっているように思います。

今回、小値賀島の子どもたち、先生たちが同時に同じ内容を学ぶ機会を設定してくださり、小中高一貫教育の中で生活する全ての人たち(小学1年生から高校3年生と教職員)がコーチングコミュニケーションを学ぶ同期として対等な立場で一緒に体感してくださいました。

「対等でいられる安心感」の中で自分のことや同じ環境にいる人たちのことを考える時間が皆さんにとってどんな時間だったのか、いただいたご感想から想像しています。
(今回は一部の紹介になりすみません・・・今後皆さんのご感想を全国に届けていきたいです)

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・じぶんのことがたくさんかけてたのしかったです。

・自分だけが思っていて自分がおかしいのかと思っていたけど自分だけじゃないって思えて安心した。

・みんなの心の中で思っていることが知れて、この人はこんなことを思っているんだとはじめて知ったことがたくさんあった。

・思っていることをあんまり書いたことなかったからなんかすっきりした。

・友達のことはよく知っていると思っていたけど、意外と知らないこともあってもっとコミュニケーションをとっていきたいと思った。

・みんなの意見を聞いて共感できるところ、できないところがあっておもしろかったし、これからそういう人もいるんだなということを忘れずにしていきたい。

・久しぶりに自然に会話ができた気がしたので気持ちがよかった。

・自分の思い込みで発言、行動しないように気をつけたいと思った。

・何事にも否定形から入ってしまうので「この人はこう考えているのか」といった考えを一旦持って会話をしていきたい。

・大人だって自分のコントロールが苦手だったり、ストレスもたまったり、分からないことだってたくさんあるんだよってことが改めて共有できて良かったです。

・一方通行の授業になっている可能性に気付けた。

・どうしても形の上(法律や思想)での指導が多くなる「人権」について、ワークを通して大切にすべきことや相手との違いを認識することができたので、授業でも取り入れていきたいと思います。

・子どもたちの話をよく聞くことで、子どもたちの思いに心から向き合うことで改めて子どもは自分の言葉で自分のことを語り出すのだなと思いました。

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今回の小値賀島の取り組みの大きな目的は

「子どもも大人もひとりひとりが人権を守られながら心身ともに健康に生活している状態を維持する」というところをより強化していく。

というところでした。

こちらは、学校教育の現場が目指したいところではないでしょうか。
そして、そのために何ができるかということは学校教育に携わる人であれば日頃から情報収集したり実践を重ねたりしていらっしゃると思います。

今回は小値賀島の養護教諭の皆さんがコーチングコミュニケーションを取り入れることに対して重要度も緊急度も高いという認識を持って、コーチングコミュニケーションの必要性と可能性を感じてくださり、何度も話し合いを重ねて企画してくださいました。最終的に企画が通りまして今回に至っております。
 
 
「心身の健康とコーチングコミュニケーション」

すごく密接です。

社会問題とも言える子どもたちを取り巻く様々な問題も
コーチングコミュニケーションの全体共有と実践で改善の方向に向かうと信じていますし、実際に体感くださった小値賀島の先生方のご感想からも期待が高まっております。

今回のような取り組みが全国の学校教育の現場に広がっていくよう、引き続きできる限りの活動を進めていきます。

今回は
東京都からお一人、広島県からお一人
コーチ仲間が同行してくださり、授業も担当してくださいました。
より多くのコーチングコミュニケーションを専門に学ぶコーチと関わる時間を提供させていただくことができホッとしております。

次回は
神奈川県からお一人、長崎県からお一人
コーチ仲間が同行してくださいます。
 
 
小値賀島の皆さん
近々また伺います!楽しみにしております。