長野県立大学 こども学科4年生の皆さんと

保育の現場で意識したいこと

長野県立大学 こども学科
4年生の皆さんとの授業が終了しました。

保育者を目指す学生さんとの授業も今年で5年目を迎えます。
 
 
今回は初めにコチラのお声をいただきました。

コミュニケーション能力
表現力
想像力
興味のあることに挑戦してみる力
自分の気持ちを相手に伝える力
自分の気持ちに気付く力
主体的に動ける力
遊びや経験を広げていく力
他者の気持ちを考える力
人と関わる力
おもしろいを見つける力
他者を尊重しながら生きていく力


 
 
こちらは
『子どもたちに身につけてほしい力は何ですか』
という問いに対してお答えいただいたものです。

特に
【自分を表現する力】
はたくさんいただきました。
 
 
また
『その力を育むためにはどんな関わりが必要だと思いますか』
ということをグループシェアしていただいたのですが、
 
「異年齢の子どもたちの姿を感じられる環境を作りたい」

「体験ができる環境を作り、子どもの気持ちに気付ける関わりをしたい」

「子どもが自分で遊びを発展させることができる環境や言葉かけを意識したい」

「自分の気持ちを大切にできれば相手の気持ちを大切にできると思うから、まずは保育者が自分を大切にできるよう、自分の気持ちを大切にしたい」

「失敗や多様性を認めてあげられる関わりがしたい」

などなど

【環境】
というワードがたくさん出てきて、今ホットなワードなんだろうなと、学生さんのこれまでの経験や学びが詰まったお言葉にうなずくばかりでした。
 
環境や関わりが人を作っていくと感じていらっしゃるのでしょう。
 
 
 
昨夜、私の愛読書
保育者と親のための学び&交流誌
【エデュカーレ 5月号】
が届き、創刊20周年企画の汐見先生の特別講義を拝読していたところ

今回学生さんたちに考えていただいた内容と重なるところがあり、これからの保育を考えていくにあたり、とても大切なところを現場に出る前の学生さんたちと考えることができ、貴重な時間だったなと振り返っています。
 
 
 
長野県立大学の学生さんたち、自分の思いを言葉で表現する機会がたくさんあられるのか、今回もいろんな言葉で思いを表現してくださって、お聞きしながら、あたたかい空気が流れるのを感じましたし、皆の学びになる表現がたくさんありましたし、学びに向かう意識の高さを感じさせていただきました。

来年の今頃は皆さん現場を経験されていると思います。仲間と学び合った4年間が大きな支えになってくれるでしょうね〜(^^)
 
 
たくさんいただいたご感想もいつかご紹介したいです。

《まずは自分を大切にしたい》
が一番多かったです。

そう思っていただけてよかった。

このような機会をくださった太田教授
ご参加くださった学生の皆さん
本当にありがとうございました。